(中村人の独り言)復興支援・・・

昨晩、所属するボランティア団体の会議がありました。
 ボランティア団体といっても、町田市と相模原市の有志で「境川をキレイにしよう!」を通じて、人と人とのつながりを深めいき、かつ、環境についても考えていこう!・・・なのですが、東北の復興支援に対しても何か出来ないか?という追加議題もありました。
 
 色々なご意見が飛び交い、「現地に行く」「現地に物資や支援金を送る」「自分の市で受け入れている人へのサポート」「赤十字などを通さずに、直接援助する」・・・などなど、出来ることや出来ないことの整理、その範囲、援助・支援の種類分けなどの課題はいっぱいあります。また、持続性や単発的なものもあるでしょう。

 それぞれのご意見は全てが正論もしくは正論に近いものなのですが、もたもたしている場合でもないのですよね。だから、緊急性のあるものの種類分けも・・・。

 う~ん、頭が痛いです。

 そんな中、こんな記事が・・・

繰り返されるメッセージCMのなかでも、お母さん層を中心に好評なのが『あいさつの魔法』だ。

 犬やウサギ、ワニ、ライオンなど、アニメのゆるキャラが歌に合わせて登場し、「こんにちワン!」「ありがとウサギ」などの言葉とともに、楽しい仲間が増えていくという内容である。

 しかし、避難所生活を送る人には辛い歌だという。

「テレビであの歌が流れたらすぐに消す。あのCMを見ると、俺の目の前で津波に巻き込まれて行った家族の姿が蘇るんだ。こっちは周りの人間がどんどんいなくなったんだから」――40代男性はそういうと、目から涙があふれ出した。

 首都圏の計画停電が中止になるなど、被災地以外の地域が日常を取り戻しつつある中、被災者とそうでない人たちとの意識が乖離しつつあるのかもしれない。

 被災者たちは、そんな温度差を友人や親戚とのやりとりからも感じている。

「困りものなのが、遠方に住む友人からの“励ましにそっちに行こうか? 何か役に立てることない?”のメール。善意からだろうけど、社交辞令的で。避難所の生活は心細いし、いろいろ物資を持ってきてくれたら嬉しいけど、全然そんな風じゃない。第一、物見遊山で来てもらっても困る」(30代女性)

 また、津波で夫と家を失い、宮城県石巻市の避難所で暮らす60代女性は、関西の親戚からの頻繁な電話に困惑していると話す。

「心配してくれるのはありがたいけど、“原発は大丈夫なのかしらね? 早く避難したほうがいい”と原発事故の話ばかりいって不安をあおる。通帳も全部流されてお金もないのに、どこに避難しろというのか。明日食べ物があるかどうかの心配をしているのに……娘もついに怒って“いい加減なことをいわないで。こっちは原発どころじゃないの!”と怒鳴っていました」

「1日も早い復興を」「東北再生」といった言葉に、戸惑いを感じている被災者もいるようだ。妻と子供を亡くした40代の男性は、自宅のあった場所から少しずつ範囲を広げ、いまだ家族を探す毎日を送っている。

「家族の遺体すら見つかっていない状況で“復興”なんていわれても……。なんとか遺体だけは見つけてあげたい。先のことは、すべてその後だと思っている」

 この男性は、テレビで「前を向こう」というメッセージを耳にするたびに、自分とは遠い言葉だと感じてしまうという。なにしろいま彼が目にしているのは、家族がそのどこかに埋もれているであろう一面の瓦礫と、その瓦礫を轟音を立てながら押し退けていくブルドーザーなのだ。



 「復興支援」の名の下に、「親切の押し売り」にならないようにしなければいけない。
 
 これって、すごく難しいです。
 
 葬儀社の人間として、身内を亡くした方へかける「言葉」は、時に「寂しさ・悲しさ・辛さ」を倍増させてしまいます。非常に神経を使うところです。

 復興支援に関して、「頑張れ!」という言葉は、ある人にとっては「よし!頑張ろう!」となりますが、家族全員の死体さえ見つかっておらず、一人ぼっちになってしまった人にとっては、「何を頑張ればよいのか?気休めはやめてもらいたい。」となってしまいます。

 支援した側は「支援した満足感」を得られるので良いですが、「される側はこの支援方法についてどう感じるのか?」

 これを慎重に吟味しないと、「復興支援の自己満足」に終わってしまうような気がします。

 だからと言って、慎重になりすぎて何も出来ないまま終わってしまったり、適時を逸したりするようでは本末転倒です。


 「行動」とは、本当に難しいですね。
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生年月日:昭和51年8月
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